
WordPressでブログをやり始めて、WordPressテーマについて調べたり、検索などして色んな話を見かけまして、いろいろ思うところなど生じました。
特に、無料でも有料でも、日本ではなんだか公式テーマディレクトリのテーマを取り上げることが少ないように思ったのです。
それで、改めて私がWordPressテーマを選ぶときに気を付けていることと、もし初心者の人がテーマを選ぶとして、分かっていると多分いいだろう、と私が思うことをまとめておきます。
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WordPressテーマを選ぶ基準
選び方の前に、まず、WordPressテーマを選ぶときに考慮すべきだと私が考える基準(あるいは指標かもしれません)について書いていきます。
私がWordPressテーマを選ぶときに考える基準は、以下の4点です。
- WordPress公式のテーマディレクトリにある
- デザインが好み
- 更新日がここ一年以内
- 用途に合っている
- (あるとよい用途の場合)ランディングページ(トップページ)が標準で作成できる
それぞれについて、書いていきます。なお上の項目から書いていきますが、正直に言いますと、最後の一つ以外は大体全部同時に考慮に入れている…と思います。
そもそも: WordPress公式テーマディレクトリとは
WordPressの公式サイトにあるテーマを登録するディレクトリ(テーマ集)です。WordPressの公式サイトの「テーマ(英語版サイトではTheme)」からもアクセスできます。
このWordPress公式テーマディレクトリに登録されているテーマは、特殊な環境でなければダッシュボードから検索してインストールすることができます。便利。
なお、このWordPress公式サイトのテーマディレクトリは、どんなテーマでも無差別に登録しているわけではありません。
一定の基準をクリアし、審査を通過したテーマのみ、WordPress公式ディレクトリへの登録が可能です。
この基準や、審査などについては、こちらなどをご覧いただければと思います(リンク先のWebページではWordPress公式テーマディレクトリに登録するにあたってテーマ内でやってはいけないことが紹介されていますが、その情報源となる記事最初部分のリンク集から詳しい情報にアクセスできるようにもなっています)。
この基準のため、登録されているテーマには、プラグインの分野になると審査で判断される機能はついていなかったりします。ただその分、オールインワンのリスクというか、プラグインとの互換性はそれなりにいいのではないかな、とか。関数名などに関するチェックも入りますので、プラグインと関数名がかぶって、という現象が起きる可能性も少ないでしょうし、テーマと機能の切り離しという面では、そう悪くないように思えます。
少なくとも私がWordPress公式テーマディレクトリのテーマを使っているうえでは、テーマとプラグインがコンフリクトしてややこしくなったことはないように思います。テーマと相性が悪い、といった類の問題にはそこまで心当たりはありません。
ちなみに有料テーマはディレクトリ内にはありません。有料サポートなどを求めたい場合は、テーマホームページに飛んで、そういうメニューがないか探してみるといいかも。
WordPress公式のテーマディレクトリにある
WordPress公式のテーマディレクトリにあるかどうかは重要です。
WordPress公式のテーマディレクトリにあるテーマは、WordPressのテーマとしての審査を通ったものです。
この時点で、外部の配布サイトよりもぐっと信用度が高くなります。
なにせ、たとえばマルウェアを紛れ込ませるとWordPress自体の評判にもつながるようなところがWordPress公式ディレクトリですから、審査の基準その他諸々、信用できると思うのです。
また、公式テーマディレクトリにあるため、ダッシュボードから検索して手軽にインストールでき、さらに、アップデートもダッシュボードの更新コーナーから簡単にできます。つまり、悪質な広告などに惑わされて間違ったZIPを…ということもないわけです。
一応、信用できるであろう外部の販売サイトや配布サイトもあるのだとは思いますが、それを信用するかどうかは個人の判断だと思っています。基本的にそういうところはZIP配布のはずですから、バージョンアップの手間もかかりますし…。
こういったことを考慮して、私は、手軽さと、クオリティも申し分ないことから、WordPress公式のテーマディレクトリにあるものを使用することにしています。有料サポートや有料の機能をアップグレードさせたテーマがいる場合も、多分公式テーマディレクトリから選んだテーマのサイトを辿ってサポートやDLリンクを求めに行くのではないかしら。
そんな感じで、サイトのUIもわかりやすいですし、公式WordPressテーマディレクトリ、おすすめです。
デザインが好みである
後々書きますが、それなりのプログラミング経験者であれば、PHPをちょっと勉強する必要はありますが、ぶっちゃけ大体の欲しい機能は頑張れば大体どうとでもなります。
たとえばカスタマイズ画面のカスタマイザに項目を追加するのも、テーマファイル本体をほぼいじらず可能ですし、プラグインに任せられる機能はプラグインに任せてしまえば、ややこしいコンフリクトなどが発生しない限りは、管理も楽です。
ですが、コーディングを主とする人間の多くにとって、だいぶどうともならないのが、デザインだと思っています。
少なくとも私にとっては、好みのデザインのものを選び、その細部をちょいちょい自分に合わせて整えるほうが、シンプルイズベストすぎるボーンテーマなどから組み上げるより楽です。
テーマは公式ディレクトリに存在するものだけでもほんと色々デザインがありまして、選ぶだけでも楽しいので、私個人としては楽しく好みのテーマを選んで楽しく整えるのが好き、といったほうがいいのかも…?
とりあえず、ことWordPressに関しては、デザイン担当などがいない個人サイトでは、好みのデザインを選んで使うのがいいと思います。そうしてデザインに詳しくなくてもサイトを構築できるのが、CMSの一つの強みかとも思いますし…。
ただ、デザインのみ重視するのも少し大変ですから、例えば用途にどうにも合わなさそうであるとかそういう場合は、後々その用途のための機能を追加するコストなどを天秤にかけて、選択することが重要です。
更新日がここ一年以内である
割と重要なポイントがここです。さらに半年以内や、同年であるとなおよし。
この主な理由は、メンテナンス性によるもの。
デザインを重視するとはいえ、昔のテーマを現在のWordPressの更新に合わせていろいろと書き直すのは大変です。
実際に、WordPress公式テーマディレクトリ内でも、最終更新から2年以上たっているものには警告が出ますので、とりあえず2年たっているものは基本除外と考えてよいでしょう。
ですので、更新頻度が多い、あるいは最近出されたばかりのテーマを選ぶのがおすすめです。
用途に合っている
さてデザインも大事ですが、その前提として、自分が作ろうとしているサイトの用途に合っているものかどうかもかなり重要です。
WordPressは自由度が高いので、用途に合わせてカスタムもできるといえばできます。
ですが、デザインとはそのための勉強をしていても、大体の人には難しいもの。
たとえデザインを自分で整える能力がある程度あったとしても、用途に合ったデザインをあまり考える時間がなかったり、サイトの機能面を整えるのが優先する場合もあります。
それらを考慮するならば、用途に合ったテーマを選ぶほうが良いと私は思っています。
あと個人的にですが、用途に合って好きなデザインのテーマが見つかった時はテンション上がりますので…。
(あるとよい用途の場合)ランディングページ(トップページ)が標準で作成できる
WordPress公式テーマディレクトリのプレビューでは確認しづらいので、テーマの紹介画像やテーマのデモサイト(テーマのホームページリンクなどからいける)から確認することになりますが、用途によっては、ランディングページが標準で作成できるかも判断基準に含めたほうがベターだと思います。
一応ランディングページがなくてもカスタマイズでできるといえばできるのですが、他のページとのバランスなども考えると、合わせてデザインされた基盤があるほうが、やっぱりずっと楽なのです。
WordPressテーマの選び方
それでは、具体的にWordPressテーマの(私における)選び方を書いていきます。
用途を決める
まず、用途を決めます。基準に書いた通り、用途はデザインや機能の選択にもかかわってきます。
私が実際にこのサイトを始めたときは、「ブログ、あるいは忘備録」であることを念頭において探しました。
その後機能や扱いなどをいろいろ考えて、「トップページに行けばこのサイトの情報を分かりやすい形で入手できるブログ兼忘備録」として、最初に選んだテーマとは別のテーマに移りました。
このように、最初は大雑把に決めた用途とテーマを調整できたのは、テーマをほぼワンクリックで切り替えられるWordPressと、大体の権限を自分が持っている自サイトの組み合わせだからこそできたことだろうなあ、と思っています。
ですから、そういった後からの変更がなかなかできないような、例えばビジネスサイトなど構築する場合は、特に用途に関して、ある程度詰めておく必要があると思います。
WordPress公式テーマディレクトリのサイトを訪れて、テーマの一覧を出す
私はWordPress公式テーマディレクトリから選ぶと決めているので、個人的にはまずWordPress公式テーマディレクトリのサイトを訪れるのをお勧めします。
日本語が分からない場合は日本語版からアクセスすると、タグなどが日本語化された状態で選ぶことができます。また、テーマによっては日本語で詳細が翻訳されていたりするので、その場合の日本語の詳細をチェックすることも可能。
ダッシュボードから選んでもいいのですが、なんだかんだいって審査を通過したテーマが載せられる公式のディレクトリのサイトをじかに確認したほうが、個人的には楽だと思います。テーマサイトや同じ作者のものを辿ることも簡単ですし。
あとタグとかカラムデザインで検索するとか、いろいろな機能を分かりやすく使えるし…。
検索したいワードや、指定しておきたいレイアウトがない場合: 人気(Popular)と最新(Latest)をチェック
まず最初に、特に検索したいワードがない場合です。
WordPress公式テーマディレクトリにアクセスするとまず「おすすめ(Featured)」が出ると思うのですが、私はあまりここは見ません。アクセスしたときにぱっと見て、気になるものがあればチェックするという感じ。
何故かというと、なんだか玉石混交だからです。
いや、基本的に玉なのですが、更新日時が古かったりするんですよね…。
それなら素直に人気と最近更新のものからザッピングしようかな、という感じ。
暇なときにLatestをチェックするのもなかなか楽しいです。
検索ワード、指定しておきたいレイアウトなどがある場合: 検索機能もしくは絞り込み機能を使う
WordPress公式テーマディレクトリの検索機能は割と便利で、レイアウトや、機能、主題でテーマを絞り込むことができます。
また、何かキーワードを入れて検索したい場合、検索ボックスにキーワードを放り込めば、いろいろと絞り込めます。
残念ながら、キーワードとこの絞り込み機能を併用することはできないみたいです。
ですので十分とは言い切れませんが、それでもそれなりにいろいろ判別することができますので、なにか条件がある場合はこれらの機能を使って絞り込んでから選ぶといいでしょう。
それ以外: 使用テーマや好きなテーマの作者ページを辿る
これは検索などをした後でもOKですが、好きなテーマがある場合、その作者ページをたどることで、同じ作者のテーマをチェックすることができます。
同じ作者のテーマは同じようなデザインセンスで構築されていることが多いと考えられますので、これにより、好きなデザインのテーマと出会う可能性を増やすことができます。
よさそうなテーマの個別ページをチェックするなどして絞り込む
機能を使って表示させた一覧から、「これはいいかもしれない」というテーマを選んでクリックすると、そのテーマの個別ページを表示することができます。
ここからは、テーマのプレビューや、更新日時の確認、製作者の確認などが可能です。
また、ダッシュボードからインストールができない場合などに使用できるZIPファイルもダウンロードできます。
このプレビュー機能ですが、WordPress公式テーマディレクトリのものだとひな形が決まっており、たとえばランディングページなどの機能があって、カスタマイザに独自の項目があっても、どうやらそのあたりは反映されていないみたいです。
ですので、具体的な使用例をはっきり確認したい場合は、「テーマのホームページ」の先に遷移することをお勧めします。
「テーマのホームページ」のリンク先はその名前の通り「テーマのホームページ」です。つまり、大抵はテーマを紹介していますから、そこからデモを見れることが多いのです。
ただ、ぶっちゃけて言えば、私の経験的には、WordPress公式テーマディレクトリの個別ページにおけるプレビューを表示して、デフォルトにも拘らずそれなりにいい感じの表示がされているテーマは、デモのデザインもやっぱりいいような気がします。
ですので、私が選ぶ場合、デモだけではなく、WordPress公式テーマディレクトリでのプレビューも確認することにしています。
さてこんな感じで、私が選ぶときのポイントは、先述した基準ついてもまとめて3つです。
- スクリーンショットで惹かれるか
- WordPress公式テーマディレクトリの個別ページでプレビューを表示しても特色があるデザインをしている
- 更新日時は一年以内(同じ年内ならなおよし)
- デモページを見て、デザインと、目的の用途に合わせられる機能がありそうだと考えられる
以上の基準で選び出します。
複数の候補を比べて使用するテーマを決める
これまでの手順で選び出したテーマを比較し、使用するテーマを決めます。
私がデザインを重視する理由もここにあり、結局のところ、機能などすべて十分そうならば、デザインが決め手になることが多いように感じたからです。
最初Verbosaに決めたときも、他にもいろいろ整理・洗練されたといえるであろうデザインはありましたが、Verbosaがとりあえず好みだったというのが大きかったのです。
その後Cryout Creationsのテーマを使っているのも、そのデザインが好きだからといえるでしょう。Animaとかほんと綺麗だった…。サイトで示してみたいイメージと少し違う上に、記事一覧のちょっとした配置を不便に感じてKahunaに変更しましたが、Animaはいまだにおすすめテーマの一つです。
さて、これで決めたテーマはWordPress公式テーマディレクトリにあります。つまり、ダッシュボードからインストールできます。特殊な環境でない限りは、ZIPをダウンロードしてそれから導入して…という必要もないでしょう。便利です。
あとは、それをカスタマイズして、自分のサイトを構築していきましょう。
テーマを選ぶとき分かっているといいこと
色々とWordPressテーマの選び方について書いてきました。
次は、WordPressテーマについていろいろ紹介したりしている記事を読んでいて思った、個人的にテーマ選びをするときに分かっているといいことを書いていきます。
CSSはあとから標準機能で追加できる
WordPressではカスタマイザから追加CSSという形でCSSを後から加えることができます。
ですので、デザインの細部をプレビューしながらカスタマイザで弄ることが可能です。
最近はCSSが追加できれば結構幅広いことが可能
CSSが追加できるだけでは限度があると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はモダンブラウザの発展により、CSSでも様々な表現が可能になっています。
ex. 比較的簡単に要素の順番を入れ替えて表示できるflexboxを使う障壁も低くなっている
これにより、CSSを追加するだけで結構大幅な変化をサイトにもたらすことも可能になると考えられます。
デザイン以外のことはfunctions.phpやプラグインでだいたいどうとでもなる
実のところ、わりとどうとでもなります。
SEOは優秀なプラグインがありますし、それなりにGoogle先生に頼ればfunctions.phpで様々な機能を追加できます。
WordPress公式テーマディレクトリのテーマを使っている場合、所謂野良テーマにあるような便利機能や高速な処理を突き詰めるあたりはプラグインに任せることになりますが、その分テーマを変更してもプラグインやfunctions.phpは大概そのまま使えるという利便性があります。
なお、同じ作者のテーマ間で切り替えを行う場合、作者によっては切り替え用のプラグインが用意されていたりしますので、その場合はおそらく楽に移行できるかもしれません。
テーマメニューの英語はWeb翻訳に突っ込めば大体意味が分かる
さて次は英語について。
WordPressは世界中で使用されています。そこで主に使用されているのは英語です。
WordPressプラグインについても、説明文からリリース情報まで、基本的に(有志によるなどした翻訳がされていなかったり、開発元が日本であるために翻訳済みなどでなければ)英語です。テーマも同様です。また、翻訳されていても、より詳しく調べたい場合、WordPressプラグインから参照した外部サイトのドキュメントが(プラグインの設定画面から飛んだとしても)英語だったりします。
つまり、より詳しくWordPressのカスタマイズをしようとすると、英語はなかなか避けて通れないのです。
義務教育課程で英語を習うにしても、習熟するのは難しい現況にある日本人には難しく思えるかもしれません。
ですが、技術の発達により、英語を話すのはあれでも、読むことはWeb翻訳の助けを借りれば、大まかですが、大体意味が分かるようになりました。慣用句ですとか短い文章ならば、Web翻訳に突っ込んだそのままできちんと訳が得られることもあるのです。
また、Webにある英文は分かりやすさを重視してか、そこまで難しい物はないように思います。
それに加えて、これまでの日本の義務教育課程ではそういった文章を読むための文法をある程度カバーしていますから、それと合わせて単語をWebの辞書で引いて読んでいけば、英語のドキュメントでも結構読むことができます。
さらに、WordPressという一分野の英文ですので、同じような単語が結構出てきます。ですので、繰り返し読んでいるうちに、WordPressのカスタマイズであったり、サーバの設定方法であったり、WordPressプラグインやテーマの説明文も大まかな意味が分かるようになってきます。
日本語化されていないテーマでも、良いテーマはたくさんあります。
そして、テーマのカスタマイザの項目などは単語で、Web辞書で引いてしまえば割とあっさり意味が分かります。
日本語化されているテーマだからとプッシュされているものは結構ありますが、一方で、英語がある程度わかるのであれば、選択肢に日本語化されていないテーマを選ぶのも、それなりにありだと私は思います。
ランディングページを自分で作るのは大変
さて上のほうで、機能は大体どうとでもなると書きましたが、ランディングページはそうもいきません。
自分で作ってもいいのですが、phpなどを理解し、しっかり組まないとリスクが生じる可能性があります。
また、自作テーマでない限り、そのテーマに合わせたランディングページを自作するのは、デザインの観点からもコストがかかります。
ですので、ランディングページを使いたい場合は、あらかじめランディングページを作成できるテーマを選んでおくほうがベターです。
テーマのメンテは製作者次第
WordPress公式テーマディレクトリでも、そうでなくても同じですが、テーマのメンテナンスは製作者次第です。
製作者の都合により、色々と変わります。サポートは有料とするところもあるぐらいです。
無料ではなおさらで、そしてそれは、使用者が(無料の場合はなおさら)無理やり要求できるものではありません。
それがオープンソースというものです。
そして野良テーマの場合、そのような事態に陥ると、テーマを他に切り替えるにしても、色々と設定を書き留めたりと、手間がかかるでしょう。
WordPress公式テーマディレクトリに登録するときのような基準を満たしていないテーマであれば猶更です(特に、関数の命名方法など)。
ですから、更新が打ち切られ、古いテーマになってしまった時、その設定を移すのは、今まで書いた通り、WordPress公式テーマディレクトリにあるもののほうが、私は楽だと思います。
おまけ: 私の奇妙なこだわりや、もやもやについて
こちらはおまけですので、読まなくても大丈夫です。
なるべく「外部ファイルの手動ダウンロード」は避けるというこだわり
ちょっと神経質のケがある私は、実を言うと、ファイルをわざわざダウンロードするというのが怖いです。
なぜかといえば、ドジをするかしないかというその点において、自分を信用していないからです。
前にも記事に書いたのですが、私は軽度ですがADHDで、つまりはあれです、過去の自分自身の抜けた言動を知っているために、自分が信じられないというか。
いつか、何か変なものをダウンロードしてしまうのではないかと、だいたいいつも不安に思っています。不安に思っているのを忘れていないときだけは、という条件付きですが…。
なので、特に外部に公開するWordPressサイトでは、なるべく安全にサイトを構築しようとしています。
その点について、ダッシュボードから審査済みのテーマやプラグインが、ローカルへのZIPファイルのダウンロードなどなしにインストールできるのは、とても助かりました。
しかもアップデートまでほぼワンタッチとかなにこれ便利すぎる…。
というわけで、私はなるべく、「WordPress公式サイトのディレクトリにあること」を基準にして、テーマ選びなどをしています。
テーマ紹介ツイートなどを見てのもやもや
WordPressでいろいろやりだしてから、WordPressテーマに興味を持ちました。
それで、テーマのおすすめはないかと検索してみたり、「WordPress テーマ」でTwitterを検索したりしています。
そこから色々見ました。流石に1つ1つのツイートに関して英語まで把握するのもあれですから、日本語のものを。そして色々思ってしまったのです。
「やけに公式テーマディレクトリのやつの紹介が少ないなあ」
とか、
「カスタマイズする気があるなら態々外部サイトからZIP入れなくてもいいやん…」
とか、
「WordPress公式のテーマディレクトリにもいいデザインのやついっぱいあるんだけどなあ」
とか、
「プラグインと相性が悪いって、そりゃあ審査してないし、中身の関数名コンパチしてる可能性あるもんなあ…あとテーマにプラグインの機能入れてるなら、機能自体ぶつかってないかな…」
とか、
「カスタマイザにそこまで夢を見なくても…」
とか、
「便利かもしれないけどアップデートどうなんだろう、外部テーマ」
とか。
個人的にWordPress公式テーマディレクトリのテーマ群が好きなので、他を下げて見てしまっているんだと思います。好きなものを上げたいからって他を下げてしまうのはちょっとな、と思うのにこういう考えが浮かぶ自分が情けないやらなにやら…。
なので、上記の考えについて「他の人はそうしてるんだから、自分だけこだわっていればいいじゃないか」と思うようにしていました。
ただ、それにしてもやっぱり、公式テーマディレクトリのテーマについて書いてるツイートが少ない。
書いていても、日本製のテーマについてです。日本語で扱えるのだから当たり前なのかもしれませんが、でもやっぱりもやもやして、で、思ったのです。
WordPress公式テーマディレクトリの利点や、そこから選ぶやり方について書いているサイトが少ないから、そうなっているのかもしれない、と。
そういう考えと、自分のテーマの選び方についても書きたくて、この記事を作成しました。
有料テーマへの踏み台として、WordPress公式テーマディレクトリで無料版を提供しているところもあります。まず無料版を使って信用できそうなら、というのも、選び方の一つだと思っています。
その他コメントなど
WordPress公式テーマディレクトリかテーマの選び方について書きました。公式だからと言ってデフォルトテーマ同然ということもなく、多くの良質なテーマが揃っていますので、眺めるのも楽しいのが個人的に好きです。