Gellinger / Pixabay

 colissというサイトさんがあり、様々に便利なツールを紹介している。
 その記事の一つに、


 というものがあった。確かに便利そうである(あくまで「そう」であったが、それは後述する)。
 ただ、記事だけだと自分用メモとしてブックマークするだけでは少しいろいろ足りなかったので、補足メモを書く。
 なお、一応この記事のみでもわかるように書いて…いるつもり、です…。

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color-namesとは

 color-namesとは、以下のGitHubリポジトリよりアクセスできる色及び色名のリストである。基本的に#XXXXXXの16進数形式で表される色に限られていると思われる。


 colissさんの記事ではcolor-names listとなっているが、正確にはcolor-names。あんまりにも簡潔すぎる名前であるため、おそらくcolissさんではlistを付けたか、もしくはnpmのパッケージ名にはlistがついているので、それを参考にしたのではないかと考えられる。
 説明も”Massive color dictionary”と書いてあるのみ。意味としては「大規模色辞典」。またこのMassive color dictionaryの後に掲載されているCodepenのPenにアクセスすることで、カラーコードから色名を取得するデモにアクセスすることが可能。

 Readmeに書いてある通り、1万5千件以上の色名が収蔵されている。
 ただ16進数で指定する形のRGBは単純計算で256の3乗通りの組み合わせがあるため、これだけ大量の色名が収蔵されていてもそのうちの1%にも満たない。べき乗とはそういうものである…。
 またReadmeやデモをチェックする限り、読み落としていなければα値は考慮していないものと思われる。

目的とやっていること

 できるだけ大きな色名のリストを作るのがプロジェクトの目標らしい。様々な色名のリストを統合している。
 統合されたリストはReadmeに乗っている。違うhex values(カラーコード)で名前が同じ場合は名前を変更し、別名で同じカラーコードの場合は少しだけ色をシフトする。

color-namesの利用方法

Node.js及びCDN(unpkg)からの利用

 Node.jsでインストールすることも可能(npm install color-name-list –save)で、またそれを利用してかunpkgによりリストがCDN配信されている。形式はJSON/CSV/YML/JS/XML/HTML/SCSS。
 SASSは色リストをMAPにしたものなので、SASSでimportするだけでmap-get($color-name-list, $key)といった形で色を扱える、はず。ただこの色の数といい、多分素直にImportしてコンパイルするとえぐいような気がする…。

API

 https://api.color.pizza/v1/{{#抜きカラーコード}},{{#抜きからコード2つ目}}…
 というような形でアクセスすると指定したカラーコードに関する情報がJSONで返ってくる。なお名前とRGBのデータのみである。特にHSVに変換とかはしていない。
 指定した名前の色に関する情報はこの形では取得できない。

 https://api.color.pizza/v1/ にアクセスした場合はすべての色の情報が配列にぶち込まれて返ってくるので、色名から探すならたぶんこの配列から探すことになると思う。今のところは。

色名のもととなるソースはどんな感じか

 ※私にわかりやすいようにメモ的に書いているので、正式なTitleとは異なる場合がある。
+ Wikipediaの色名一覧
+ MozillaのCSS/HTMLにおける色名リスト
+ クレヨンの色のリスト(?)
 等々。

 Wikipediaは通常情報のソースとして信頼できるのか、という見方もあるが、まあそれらを重視したプロジェクトでもないようだし、英語の色名はだいたいそのままサクッと示す色の特徴が浮かびやすい印象があるので、それでいいのだろう。

和名について

 ぶっちゃけ結構曖昧。
 Non-English Transliterations、つまり英文翻訳せずに入れてあるよとあるが、前述の辞書としての色名とカラーコード統一作業のためか、コードから引いても日本名が出たりでなかったりする。勿論漢字はnoサポート。半角英文字で表示されます。
 人々のとらえる色って多分範囲的なものだと思うので、細かいことはたぶん気にしていない気がする…。
 なので、私の印象では、日本語のほうが扱いやすいのであれば、和の色を探したい場合は素直に和色辞典でいいかもしれない、という感じ。

機能の印象

 はてなブックマークのコメントでは「配色見本帳と見比べたときに感じる不便さはなんだろう」とあった。
 確かにこのcolor-names、実は単体ではすごく便利とは言えない。
 なぜならばこれはあくまで1対1対応する色名とカラーコードのリストだからである。
 なので、配色の提案とかはしてくれない。
 というか、カラーコードから色名を求めることができる、それだけなのである。配色見本帳のツールの一つになりこそすれ、この機能のみである限りは、多分それを越えないのではないかと思われる。
 どちらかというと、colorhexaなどの色を提案するツールで、色の名前を表示するために用いられるものという感じだろうか。
 今のところ、カラーコードから色名を求めるのはcolor-namesで、配色提案は配色ツールで、ということになるだろう。

その他細々と

color-namesのAPIに使われているドメインについて

 color.pizzaというドメイン。かなりおいしそう。ただこの.pizzaドメイン、最近できたドメインで結構維持費が高い。年間1万円以内に収まるが、さてこの先もAPIは維持されるのだろうか…?

同じような日本の色名ツールはGithub上には?

 GitHub上にはありませんでした。まあでもだいたいWebだと和色大辞典とかがシェア大きいのではないかな。なお、color-namesの和色のソースはたどっていったらやっぱり和色大辞典でした。あとデザインではNIPPON COLORSが有名かと思います。
 …英語と違って、和色の名前って今はないものが元になってたりして、こういうのでまとめてあるのを見ないと現代の人にはなじみが薄いからだろうか、そういうサイトが多いの…。

 

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