LaTeXについて、入門、コマンド、ツール等のまとめ集

 このブログを始める前、Naverまとめにて、LaTeXの入門サイトやコマンド・ツールなどをまとめていました。以下、Naverまとめから移行+加筆もちょっとする感じで、LaTeXについて、まとめております。まとめなおした理由は最後に。

目次

  1. LaTeXとは?
  2. LaTeXをインストールするには?
    1. TeXインストーラを使う(Windows向け)
    2. その他のOSへのインストール
  3. LaTeX入門サイト
    1. LaTex入門 - TeX Wiki
    2. Introduction to LaTeX (index)
    3. TeX入門
    4. LaTeX 入門 1 -CloudLaTeXの使い方とLaTeXの初歩 - - ましろのログ
    5. その他
    6. どの入門ページがいいのか?
  4. LaTeXを使うのに便利なエディタ・開発環境
    1. サクラエディタ
    2. Notepad++
    3. TeXlipse
    4. WinShell
    5. TeXWorks
    6. LyX
    7. Cloud9
  5. LaTeXコマンド集のサイト色々
    1. LaTeXコマンド集
    2. LaTeXコマンドシート一覧
    3. pLaTeX2e チートシート
    4. [番外]仕様変更などにより古くなったLaTeXコマンドなどについてのWebページ
  6. LaTeXでの表作成関連ツール
    1. CSV2TeX
    2. csvをLaTeXのtabularで使える形式に
    3. Excel2LaTeX
    4. Create LaTeX tables online
    5. 変換ツール - TeX Wiki
  7. Tips
    1. LaTeX+dvipdfmx でEPS画像がずれる場合の対策
    2. LaTeX|情報科学屋さんを目指す人のメモ
    3. TeX Wiki
  8. 生成したPDFの閲覧ソフト
    1. Adobe Reader
    2. SumatraPDF
  9. オンラインコンパイラ関係のリンク
    1. Cloud LaTeX
    2. ShareLaTeX
    3. OverLeaf
    4. Texam
  10. バージョン管理システムでTeXファイルを管理するTips等
    1. gitでtexの更新を管理する
    2. git + latexdiff でTeXの原稿を添削してもらいやすくする。
  11. LaTeXとMastodon関係 - Mathtodon?
    1. あなたの Mastodon で数式を表示するたったひとつの冴えたやりかた
    2. Mathtodon
  12. その他ちょっとした便利ツール
    1. TeXclip
    2. 科研費LaTeX
  13. LaTeXで印刷紙面を作成(for DTP、同人誌)
    1. よくわかるLaTeX小説サポートページ
    2. TeX/LaTeX Books and Applications by Shinsaku Fujita
    3. TeXでDTP
    4. LaTeXで同人誌を作る際のTips
  14. その他、他にLaTeXについてまとめているサイトなどへのリンク
    1. LaTeX関連のTips, 役立つツール - NAVER まとめ
    2. LaTeXのマークアップメモ - NAVER まとめ
    3. 理工系のためのLatexの指南書54選 - NAVER まとめ
    4. ブログ(ライブドア)で数式を使えるようにする方法 まとめ - NAVER まとめ
    5. LaTeXタグでの検索結果 - Qiita
  15. 移行理由など

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LaTeXとは?

 さてそもそもLaTeXとは何か。一言で説明するのは難しいのですが、Wikipediaでは次のようになっています。

LATEX(ラテック、ラテフ、レイテック、レイテックス)とは、レスリー・ランポート(英: Leslie Lamport)によって開発されたテキストベースの組版処理システムである。電子組版ソフトウェア TEX にマクロパッケージを組み込むことによって構築されており、単体の TEX に比べて、より手軽に組版を行うことができるようになっている。

by Wikipedia
 うん、長い。初心者の方には良くわからないかもしれません。まあ使っていればおいおいなんとなくわかるようになる、かな。
 とりあえずざくっと要約してしまいます。

  • 組版処理(印刷する際に構成の原稿を作る感じの処理だと思ってもらえればいいかと)のために、テキストエディタなどからでも利用できる形で作成されたソフトウェアtexというのがある
  • LaTeXはTeXをより扱いやすくしたものである。

 ということです。
 利点としては、以下のようなものがあげられます。

  • テキストエディタからでも扱える
  • 綺麗なPDFの作成が可能
  • 論文を書きつつ紙面の構成が出来る
  • 論文出版のためのデータを作成できる
  • 綺麗な数式を作成できる
  • 無料
  • 無料

 これらの利点から分かるように、論文を書くときにお世話になることが多いのがLaTeXです。有料ではありますが、Windows界隈での普及の著しいWordと、どちらを使うかは色々議論があったりして、大分好みによる感じです。ただ、ファイル一式さえあればレイアウトなど大体は共通して復元可能ということからか、学会によってはWord提出よりLaTeXでの提出の方が料金が安かったりします。
 というか、どうもこのサイトによると、学術書籍の中には結構な数でLaTeXファイルから直接出版されるものもあるようです。昨今PDFが広まりましたが、多分その前からLaTeXはそう言った面でそれなりに標準であったこともあり、それで色々なシステムが既にくみ上げられて至りもするのでしょう。LaTeXの人気は、その辺の利便性もあるのだと思います。
 また、テキストファイルが利用可能ということから、カンのいいかたはお気づきかと思いますが、Gitなどのバージョン管理システムでも扱いやすいものになっています。LaTeXで書いた論文をGit管理している方もいるのではないかしら。というか、小説書いたりするのにもこの点は便利だと思います。
 後個人的に言えば、美しい組版も理由かと思います。例としてはpLaTeX2e チートシートなどを見てみると、わかりやすいのではないかと思います。
 個人的にベストな解決法は、LaTeXもWordも扱えるようになっておく、という感じかと思います。その気になれば自分でDTPなどをおこなうという活用もできるそうですし。

LaTeXをインストールするには?

TeXインストーラを使う(Windows向け)

 LaTeXのインストールには、Windowsならば、下のリンクカードのサイトのTeXインストーラ3が有用です(Windows用)。


 なお、このTeXインストーラ、大体道なりで出来るといえばできますが、詳しくインストール方法を説明しているサイトがあり、こちらかなり頼りになると思われますので、そのリンクも貼っておきます。

 尚このサイトでは、更に過去二回これに関して特集記事が存在します。一応そちら2記事のリンクも以下に貼っておきます。上のサイトでも、適宜この2記事も参照するようにお勧めなさっています。

その他のOSへのインストール

 その他のOSへのインストール方法は、この下のリンクから、TeX Wikiに飛び、インストール方法を調べてみてください。…確認して気付きましたが、なんかiOSでも導入できる、みたいです…? すげえ…。

LaTeX入門サイト

LaTex入門 – TeX Wiki


 LaTeXを使い出すと、細々したTipsの参照や、問題解決どで色々お世話になるTeX Wikiさんの中の入門ページ。段階を踏んでの説明あり。

Introduction to LaTeX (index)


文書作成の仕組みからの入門。

TeX入門


1ページでまとめられた入門。

LaTeX 入門 1 -CloudLaTeXの使い方とLaTeXの初歩 – – ましろのログ


 画像などを多く用いて纏められた入門。

その他

 このほかにも、Googleなどで検索してみると色々なページが出てくることと思います。

どの入門ページがいいのか?

 結局「習うより慣れろ」ってやつになるので、どれがいいとは言い切れないです。ちなみに私的にはTeX Wikiがオススメ。見慣れておくと後々わかりやすいです。

LaTeXを使うのに便利なエディタ・開発環境

 LaTeXを扱うのは基本、テキストエディタならなんでもいいのですが、一部のエディタには最初からtex用のキーワード強調機能が搭載されていたりして、色々と使い勝手が違ったりします。その中からいくつか紹介。

サクラエディタ



 私が主に使っているのはこれです。普通にテキストエディタとしてもだいぶ重宝しています。すこし書き込みのバインドが強いですが、他のエディタで同じファイルを開くといったことがないならこれで十分。なお、機能を確認してみたら、その辺の排他制御のオンオフオプションがありました。便利。

Notepad++


 テキストエディタとしても高機能なNotepad++。補完機能をONにすると超便利です。私は気分によってこれを使ったりもします。

TeXlipse


 Eclipseのプラグインとしての統合開発環境。開発が2011年で止まっていますので、そう言うのが苦手な方にはあれかもしれません。

WinShell


 一応紹介をしておきます。ですが、今はあまり推奨されていない開発環境のようです。どうも、TeXWorksなどのほうが推奨されている様子。

TeXWorks


 様々なところから手に入れることの出来る開発環境です。先に紹介した、TeXインストーラ3からも手に入ります。

 なお、この下のリンクで説明されているようなテクニックもあります。

LyX


 前使った印象としては、一寸癖の強いドキュメントプロセッサ、という感じです。

Cloud9


 Cloud9のサイトに直接、というより、日本語での解説サイトに飛べるようにしておきました。LaTeXのシンタックスハイライトがあるオンライン開発環境。ただ、日本語を扱えるplatex環境を整えるには無料ではDisk Spaceが足りないようなので、現時点では、オンラインで軽く編集するぐらいの使い方になると思います。GitHubとも連携可能なので、その辺のサポートツールとして使うのもありかもです。

LaTeXコマンド集のサイト色々

 LaTeXのコマンドをまとめているサイトは色々ありますが、その中から3つほど。

LaTeXコマンド集


 用途別にコマンドをいろいろな形で提示。見本つきでわかりやすいです。

LaTeXコマンドシート一覧


 未だにたまにお世話になります。基本といえる感じのページ。

pLaTeX2e チートシート


 PDFの形で色々なコマンドが参照できるチートシートです。

[番外]仕様変更などにより古くなったLaTeXコマンドなどについてのWebページ

LaTeXでの表作成関連ツール

 LaTeXで表を扱う場合、結構面倒なことが多いです。そんな時のための変換ツール色々。

CSV2TeX


 CSV形式、もしくはエクセルからのコピペで、ちょっとしたオプションも指定してLaTeXの表形式に変換できる素敵ツール。

csvをLaTeXのtabularで使える形式に


 CSV形式、もしくはタブ区切りデータをコピペしてボタンクリックでLaTeXの表形式に変換してくれます。

Excel2LaTeX


 Excelのアドオン。Excelで作った表を一発でLaTeX形式に変換してくれます。クリップボードかテキストファイルに出力。

Create LaTeX tables online


 Tables Generatorの機能の一つである、LaTeX Table Generatorです。かなり見やすく使いやすい印象。CSVやLaTeXコードから取り込みも出来るもようです。

変換ツール – TeX Wiki


 その他のExcelなどの表形式⇔LaTeX表形式で変換するツール(一方通行あり)はこちら。

Tips

LaTeX+dvipdfmx でEPS画像がずれる場合の対策


 見出しどおりのTipsがのっているページです。

LaTeX|情報科学屋さんを目指す人のメモ


 先のTeXインストール方法などでも紹介したブログの、LaTeXカテゴリへのリンクです。色々と情報があります。

TeX Wiki


 日本のLaTeX関連の中でも結構頼れるサイトかと。いつのまにやら2016/1/20をもってURLが移転しておりました。確かに以前のように、奥村先生の個人Webスペースで管理するには、ちょっと荷が大きかったのかもしれません。

生成したPDFの閲覧ソフト

 LaTeXから最終的にPDFを出力することができます。それの確認用ソフトがこれら。

Adobe Reader


 基本的なPDF閲覧ソフト。ファイルの自動更新機能がなく、PDFを開いた窓を閉じないと再出力出来ません。

SumatraPDF



 PDFに出力した結果を見ながら連続して作業したい場合など、Adobe Readerだと不便な場合はこちら。
 ファイルの自動更新機能があるので、出力結果のPDFを見ながら作業できたりします。

オンラインコンパイラ関係のリンク

 オンラインでLaTeXをコンパイルできるサービスもあります。
 こちらを使うと、ローカルでTeX環境を構築しなくてもいいという利点があります。オンラインでブラウザで動作するサービスならではですね。

Cloud LaTeX


 オンラインでLaTeXを編集・コンパイルできるサービスです。プレビュー機能あり。これでPCに環境構築することなく、WebブラウザだけでLaTeXを扱うことができます。まだベータ版だと思っていたのですが、いつのまにか正式版になっていた…みたいです。2017年3月ごろにドロップボックスとの連携ができるようになったみたいです。
 様々な学会に対応したテンプレートからLaTeXを構成する機能などがありますが、基本機能がシンプルですので、コンパイルで色々指定するといったことが出来るかはまだ不明です。なお、科研費LaTeXにも対応した模様
 あと、入門のいろいろを書いたスライドを見つけたのでこの下にリンク張っておきます。

 さらにLaTeX入門としてCloud LaTeXの使い方の説明も兼ねたサイトにもリンクを。

ShareLaTeX


 オンラインでLaTeXを編集できるエディタ。共同編集も可能です。文書履歴機能もあり。
 ただ、日本語文書ではなんだか扱いが難しい、模様?

OverLeaf


 こちらは海外のサービス。英語力や、この下に張ったリンク先の記事のような、ちょっとした設定が必要なようですが、共同編集機能があり、リアルタイムプレビュー、差分管理機能、テンプレートなど、様々な機能が付いているようです。

Texam

 現在(2017/3/6時点)の段階では、プロジェクト管理や、作成されたものをオンラインコンパイルする、といったような基本の機能しかありませんが、追加予定の機能などがかなり魅力的なオンラインコンパイラサービス。どうやら共有などもサクサク出来るようになる予感がすごいします。これからの発展に期待。

バージョン管理システムでTeXファイルを管理するTips等

 バージョン管理を使うと、今まで差分を管理していた手間が削減されます。

gitでtexの更新を管理する


 Gitを理解している方は、プライベートリポジトリを作ってそこにバックアップを作れる点では、BitBucketを使ってもいいかもしれません。そのうちSourceTree使って文書管理するエントリとかつくろうかなあ。

git + latexdiff でTeXの原稿を添削してもらいやすくする。

LaTeXとMastodon関係 – Mathtodon?

あなたの Mastodon で数式を表示するたったひとつの冴えたやりかた


 特定条件下のMastodonで数式を表示するやりかたです。

Mathtodon


 数式が表示できるインスタンスが立ち上がった模様。

その他ちょっとした便利ツール

TeXclip


 TeX形式で数式を入力するとPNG形式にして出力してくれます。手軽にパワーポイントに綺麗な数式を貼りたい時とかに便利。
 リンク切れしてたのでURL修正しました。(2017/02/18)

科研費LaTeX


 科研費応募の書類をLaTeXで書けるようにしたもの。

 関連して面白い話題があったのでリンク。

LaTeXで印刷紙面を作成(for DTP、同人誌)

よくわかるLaTeX小説サポートページ


 LaTeXで小説をかく用の書籍である「よくわかるLaTeX小説」(通販などで入手可能)に関するスタイルファイルなど。

TeX/LaTeX Books and Applications by Shinsaku Fujita


 LaTeXに関する解説、アプリケーションなど。縦組パッケージへのリンクもあります。

TeXでDTP


 TeXでDTPするなら、といったことをまとめたサイト。

LaTeXで同人誌を作る際のTips


 LaTeX同人誌を作るときのテクニックなど。

その他、他にLaTeXについてまとめているサイトなどへのリンク

 他にLaTeXについてまとめているWebページなどありますので、そちらへのリンクをこの下に。このまとめがNaverまとめであったことも関わって、だいたいNaverまとめへのリンクになっています。そのうちこのほかにも色々追加していく予定。

LaTeX関連のTips, 役立つツール – NAVER まとめ


 LaTeXのTips、ツール等がまとめられています。

LaTeXのマークアップメモ – NAVER まとめ


 LaTeXを使う時のテクニック、環境などのTipsがまとめられています。

理工系のためのLatexの指南書54選 – NAVER まとめ


 いろんな参考になるURLがまとめられています。

ブログ(ライブドア)で数式を使えるようにする方法 まとめ – NAVER まとめ


 ライブドアでLaTeX形式の数式を使えるようにする方法がまとめられています。

LaTeXタグでの検索結果 – Qiita


 Qiitaでの検索結果にも接続しておきます。色々テクニックがあるものですね。

移行理由など

 もともと個人用にまとめていたのを、コメントの入れやすさ、メンテナンス性を考えて、こちらに移してみました。Naverまとめにはない形で説明文入れたりとか色々出来たので、うん、良い感じかなあ。
 なお、LaTeXは個人的に未だお勧めです。綺麗に色々作成できますし。
 移設にあたって、加えたリンク、変更したリンクもあります。特にTeX Wikiのほうは、WinShell以外は新しいものにとっかえておきましたので、最新の情報が手に入れやすくなっているのではないかと思います。

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