筆記体について

 筆記体というものがあります。所謂英語版の続け字で、手で英語をさっさと書くのに適したものになっています。そんな感じのフリーフォントを見かけた人もいるのではないでしょうか。アルファベットを区切って書くブロック体とはまた別の書き方です。
 さて、この筆記体、だいたい平成から、学習指導要領上では「教えなくとも良い」ものになったようです。そのため、筆記体を教える私立の学校で習うといった例外はあるものの、あまり筆記体を扱える平成生まれはいないようです。とはいえ私の体感なので、統計を取ればもう少し違う結果がでるかもしれませんが。
 なおweblio辞書で調べてみたところ、筆記体、とするだけだといろんな英訳が出ます。cursive script、cursive style、regular handwriting、longhand、cursive writing、等々。これらの語は、大体handやwriting、cursive(続け字)の意味を含むものであるようです。
 さて、このような筆記体ですが、私が使っている感じでは、結構便利です。ですのでこれを習得するメリットデメリットとか、習得方法などを下に記述していきたいと思います。

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筆記体を習得するメリット

筆記体で書かれた語句の綴りがわかる

 単純なのですが、筆記体で書かれたものの綴りが分かります。
 これは個人的に結構重要な箇所で、英語のドラマの走り書きが一寸だけ読めたり、筆記体的な書体で書かれている英熟語ですとか、そういうものを読めるので、地味に便利なのです。
 また、筆記体を習得している相手とメモなどのやり取りをする場合、その相手が筆記体で書いてきても大丈夫です。

なんかかっこつけたかんじに英語が書ける

 これは私の趣味的価値観でもありますが、筆記体でかけると、なんかこう…いい感じに良い感じの文字がかけるんですよね…!
 外国では、これを署名としているところもあります。というか、どうも以前ネットなどで調べてみたところ、外国では署名>印鑑のようです。まあ確かに考えれば、印鑑の印影は、印鑑の形が普遍である以上、日本銀行券のような特殊な加工などがなければ偽造できますし、人それぞれ違うものを持つ可能性がかなり高いであろう筆跡のほうが、確かに信用度は高いといえましょう。

英単語、英文を書くのが楽(個人差あり)

 これも私の個人的な所感が大きくなりますが、筆記体だと英文を書くのが楽です。日本語でひらがなの続け字を書くのが楽、みたいな感覚ですね。また、語句の区切りも分かりやすいです。
 前述した、「語句の綴りが読める」上体でない人相手に伝えるのは難しいですが、個人的なメモ程度なら十分だと思います。
 あと個人的趣味から言いますと、万年筆とかでカリグラフィー的に書くの楽しいです。するっする続け字するのすごく楽しい。

筆記体を習得するデメリット

習得していない人に筆記体で書いたものを読んでもらえない

 見出しの通りです。筆記体を習得していない人は、日本の英語教育を受けているにせよ、基本ブロック体で英単語を覚えているはずなので、読めないのです。これは日本の続け字とはわりとちがうところですかしら。
 昔は公文書用の筆記体などもあり、需要も高かったようですが、最近はPCがWikipediaなんかで見てみると、アメリカとかではわりとブロック体を使う人も増えているらしいです。趣的には良いと思うんですが、確かに覚える手間はかかりますから、そういうものなのかな、とも思いますが…。
 実際、私はブロック体のみを習っている人に筆記体で情報伝達をしようとしてしまったことがあります。「r」など説明したのですけれど、私はブロック体もかけますし、ブロック体で書き換えたりなどした気がします。それから、そのあたりを少し気をつけることにしています。相手が筆記体書ける人だと、「筆記体で大丈夫ですか?」と聞いたときわりと戸惑うような反応をなさる方もいるかんじですが…。
 そもそもそう尋ねることですこし驚いた反応を返されることも、臆病な私には少しだけデメリットだったりします。

崩しすぎると自分でも読めない

 これは、日本語の続け字でもある問題だと思います。
 自分用のメモだからってラフに書くと、読みづらくなります。そもそも続け字のためにわりと崩れておりますし…。

受験時はブロック体を使用することになる

 筆記体には慣れるとそれなりに便利に使えるとは思うのですが、学習指導要領、ついでに崩し字の誤読のことを考えると、受験における記述試験にはブロック体を使うことになります。
 筆記体を習う学校であれば、定期試験などは筆記体で大丈夫な場合が多いのではないかと思います。ですが、一応筆記体でも支障はないといえばそうなのですが、模試や入学試験などでは、採点側が筆記体を読めない場合もありますので、無難さを考えるとそういうことになります。
 なお筆記速度的にはそこまで支障はないみたいです。ブロック体であっても、筆記体であっても、そこまでのスピードで速記する必要のある試験もあんまりないでしょうし、その辺は自分のメモのスピードとリンクさせやすいほうを選択すればいいのではないでしょうか。

筆記体の学習方法

 アルファベットと同じく、見本を見つつ書いてみる。大体これの繰り返しです。
 続け字が基本なので、ブロック体のように一字一字練習するより、基本の形をだいたい覚えつつ、単語とか文章を書いてみるといいかと思います。
 一応見本の字形や、練習のためのプリントを印刷できるサイトを見つけたので、以下の通りリンクを張っておきます。ネットにはいろいろなツールがあるのですね…。

 あと、筆記体フォント紹介も見つけたので、私の防備録も兼ねてリンクカードを貼っておきます。

コメントとか

 筆記体に関しては、いろんなツールがネット上に転がっているのが、調べながら一寸吃驚でした。探しつつ、筆記体形式で語句の見本を生成できるサイトとかで遊ぶのはけっこう楽しかったです。あと筆記体フォントを見つけたのも個人的には割と収穫でした。合字フォントがあるのは知っていたんですが、案外筆記体フォントを知らなかったのです…。

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